平成30年4月、日本食農連携機構では3つめの支部となる中部支部が誕生し、10日に設立記念式典が行われました。
当日は、生産から流通、消費にいたるまで、全国の食と農のさまざまな現場に携わる約120名の皆さまにお集まりいただき、懇親を深めました。
ご参加いただいた若い農業経営者のかたが「次から次へと違う立場の人に会えて、面白い話ばかりたくさん聞ける。こんなにいろいろな人が一同に集まる場なんて初めてです」と目を輝かせておっしゃっていらしたのがとても印象的でした。
中部支部は、東海4県と北陸3県に長野を加えた地域を対象とし、耕地面積にして50.5万ヘクタール(日本の耕地面積の11.4%)、農業経営体数で22.6万経営体(日本の農業経営体の16.4%)をカバーしています。会員の皆様の農業経営への関わりかたは多様ですが、生産のみならず、食と農を通して地域の産業を作っていこうという点では共通しています。
発起人の鎌田真悟代表(株式会社恵那川上屋代表取締役)の、「中部支部が中心となって、日本の食と農に風を吹かせていきましょう」ということばが表すよう、食と農のプラットフォームとなるべく、さまざまな皆様を有機的につないで行きたいと思います。
今後の中部支部の活動にどうぞご期待ください。
(中部支部事務局長 内田文子)